バーベキューをするには炭が必要だ!
よし、炭を用意しよう!
と、意気込んでホームセンターに行ったはいいものの…
「あれ、炭って量どのくらい買えばいいの?よく考えたら分からん!」
こんな経験はありませんか?
値段がそこまで高くないとはいえ、あんまり余分に買いたくないのが、買う側としては当然の心理ですよね。
というわけで、何だかよく分からないまま、たくさん炭を買いすぎないよう、バーベキューの炭の量・目安について、詳しく解説していきます!
Q「バーベキューの炭の量はどのくらい?手短に教えてください」
残念ながら、一概にコレです、という答えはありません。
炭の種類や質、バーベキューの時間、人数、果てはその日の天候や湿度・温度によって、都度必要な量は変わってくるからです。
しかし、割と手短に、炭の量の目安を出す方法があって、考え方としては、
または
人数×1kg
上記が基準とされています。
一日中フルに行うバーベキューなら、人数×1kg
食事時の1〜2時間だけ行うなら、1時間×1kg
それぞれ計算に当てはめると、おおよその炭の量になります。
コンロの性能や大きさで変わってくるので、30cm×45cm程度の、一般的なバーベキューコンロの目安として、考えてください。
よほどの悪天候の中で調理したり、明らかに不良品なコンロを使ったりしなければ、上の基準から大きく外れることは、ほとんどありません。
バーベキューで一番困るのは、
「炭が足りなくなる」こと。
上で紹介した炭の量の目安は、少し多めに考えられているので、基本は足したり引いたりせず、
そのまま利用するといいでしょう。
Q「炭の量は分かった!でも炭って種類多いんだけど」
一言で「炭」といっても色々あるので、量が分かっても何を買えばいいのか、悩んでしまうことも結構あります。
ひとつひとつ解説していきますので、炭を買う時の参考にしてみてください。
黒炭(マングローブ炭)
ホームセンターで一番よく見る炭です。
値段が安く、着火も簡単ですが、燃え尽きるのも早く、タールっぽい臭いがすることもあります。
切炭、菊炭
着火は黒炭と同じくらい簡単です。
火持ちもそこそこあります。燃やしてもタール臭はしません。
デメリットとしては、作る工程に手間がかかるので、値段が高いことが多いです。
オガ炭(成型炭)
オガってなに?といいますと、おがくず=木材をノコギリ等で切った時に、出てくるくず、からきています。
着火は可もなく不可もなく、黒炭よりは難しいけど、備長炭よりは簡単、といったところ。
値段も黒炭ほどではないですが、それなりに安いです。
火が結構長持ちするので、オガ炭を使うときは、上で紹介した炭の量の目安×0.8くらいしてもいいかもしれません。
バーベキューが恒例行事になっているなら、オガ炭はおすすめです!
備長炭
知名度はかなりあるでしょう備長炭ですが、着火が難しく、成功しても風で消えたりと、バーベキューで扱うには苦労します。
火持ちは今まで紹介した炭よりも、群を抜いて長いです。
そして値段も、群を抜いて高い…。
上手く扱えれば、食材をじっくり美味しく焼けますが、お手軽にバーベキューをしたいなら、向いていないといえます。
以上、4つの炭を紹介しました。
バーベキューを初めてやる、または、たまにしかやらないのであれば、安価な黒炭(マングローブ炭)を。
バーベキューが結構好きで、年に数回やるのであれば、オガ炭をおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
そういえば結構前に、バーベキューに行った友達と、こんな会話をしたのを思い出しました。
友「備長炭は美味しく焼けるし、可愛い」
私「え? か、可愛い…?」
友「だって、なんか可愛くない?びんちょうたんとか、オガたんとか、名前が」
私「その発想はなかったわ……」
そして、思い出したと同時に、まさかな…と思いながら、「びんちょうたん」と、あえてひらがなで検索すると…
なんか見つけたー!
しかもアニメになってるー!
さらにそのアニメが大賞を受賞してるー!
…やはり世界のどこかには、誰かと同じ事を考えている誰かがいるんだ、
そんなことをふと思った管理人でした。
全然炭の量とは関係ありませんが(笑)
今回はこの辺で。
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