男女共にがんによる死亡率が高いのが胃がんとされています。
特にスキルス胃がんは症状が確認出来る頃にはすでに転移している事が多いと言われています。
一体どのような病気なのか、予備知識としてまとめてみました。
スキルス胃がんの症状は？
スキルス胃がんは風邪や体調不良と似た症状である為、気が付かない人が多いのが実情です。
例えば、食欲不振・体重減少・吐き気・下痢・血便が主な症状として挙げられます。
体調が悪くなった場合には、すぐに病院で検査を受ける事が重要です。
スキルス胃がんは痛みはある？
胃潰瘍や胃炎に似て鋭い痛みがあり、特にみぞおち周辺に痛みを感じる事が多くなるようです。
進行してしまうと絶えず痛みが出てきます。
また、胃が膨れたような、胸焼けや重苦しい自覚症状も現れてくるのも特徴です。
スキルス胃がんの生存率は？
リンパ節への転移が無いステージの初期段階の1Aの場合は約95％と言われており、胃に接したリンパ節なら1Bで87％です。
ここから、胃の表面に腫瘍が現れるようになると第二ステージに進み70％となります。
胃から遠いリンパ節へ転移しているとなると、ステージ4で末期がんとなり生存率はわずか10％まで下がってしまいます。
スキルス胃がんの発見方法は？
がんの境界がはっきりせず、目立った隆起や陥凹もないので、早期発見が非常に難しいと言われています。
胃がんの定期検診は一年に一回とされていますが、早期発見を前提とするなら半年に一回がオススメです。
簡単なX線検査をうけて血清の中を調べる検査も受ける事になります。
精密検査の場合はバリウムを飲んで胃を広げることで輪郭を診て確認する事もあります。
スキルス胃がんの予防
スキルス胃がんの30％は食べ物が原因と言われています。
たとえば、塩辛いものや漬物、干し魚も適用を守ると発生確率が下がるようです。
また、タバコも発ガン物質の関係で、非喫煙者よりも2.3倍リスクが高いとされているので注意が必要です。
芸能界でスキルス胃がんになった人
お笑い芸人の雨上がり決死隊の宮迫博之さんも、実はこのスキルス胃がんにかかっていたのではと推測されています。
また、踊る大捜査線で人気だった俳優の小林すすむさんも、2012年にスキルス胃がんによって亡くなりました。
まとめ
胃がんの中でも進行が早いとされているスキルス胃がん。何よりも大切なのが早期発見という事です。
スキルス胃がんは知らず知らずのうちに転移している事もあります。
普段の生活や食事から気をつけて、健康的な人生を歩みたいですね。
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