「熱中症対策に飲み物は超重要!」
暑い時期になると、気をつけておきたいのが、
【熱中症】
「自分はあんまり外に出ないから大丈夫」
「まさか自分に限って起きないだろう」
「普段から水分摂っとけば平気だよねー」
ついつい、
こんな慢心を抱いてはいませんか?
最近では、室内で熱中症になる場合も、少なくないですし、間違った知識で対策をしていて、熱中症とは違った負担を、体に強いてる場合も多いです。
この機会に、熱中症の正しい対策と正しい知識について、学んでいきましょう。
そもそも熱中症とは?
熱中症は、高温多湿の環境にさらされることで、体の機能に様々な支障をきたす、症状の総称です。
暑い中たくさん汗をかいて、塩分不足や脱水症状に陥るのも、逆に全く汗をかかず、体内に熱がこもりダメージを負うのも、熱中症といえます。
熱中症には、症状によってレベルが定められています。
【1度(その場の応急処置で対応出来る軽傷)】
【主な症状】
- めまい
- 立ちくらみ
- 失神
- 大量の発汗
- 足がつる
【2度(病院への搬送が必要な中等症)】
【主な症状】
- 不快感
- 吐き気
- 嘔吐
- 倦怠感
- 虚脱感
- 頭痛
- 立っているのが困難
【3度(入院・集中治療が必要な重症)】
【主な症状】
- 話しかけても返事がない(意識障害)
- 人体のけいれん
- 体に触ると熱いくらいの高体温状態
- 運動障害
3度は俗に「熱射病」とも言われています。ここまで来てしまうと、最悪の場合、死に至るケースもあります。
熱中症を防ぐには?
少し怖い話をしてしまいましたが、正しい知識と対策方法さえ知っていれば、熱中症は防ぐことが出来るものです。
熱中症を防ぐには、
- 水分の補給
- 電解質(ミネラル)の補給
この2つが出来ていればOKです。
なんで熱中症を防ぐのに、水分とミネラルが必要なのかを話し出すと長くなりすぎるので、ここでは割愛します。
※電解質(ミネラル)について
詳しく知りたい人はこちら↓
電解質とは(大塚製薬のページが開きます)
重要なのは、水分もミネラルも必要だということ。
どちらかだけでは熱中症を防げません。
熱中症対策に良い飲み物を状況別にピックアップ!
あなたの状況によって、熱中症対策に摂る飲み物は変わります。
例えば、そこまで汗をかかないのに、スポーツドリンクをガバガバ飲むのは、糖分と塩分の過剰摂取に繋がり、高血圧・メタボを引き起こします。
時々に合ったものを選んで、しっかりと対策していきましょう。
激しいスポーツ・労働で大量に汗をかく場合
ポカリスエット
言わずと知れた、飲む点滴と評されるスポーツドリンクです。
熱中症対策に必要な成分をムラなく含んでいるため効果的。
ただし、他のスポーツドリンクと比べて、糖分が高めなので、気になる人は薄めて飲むといいでしょう。
熱中対策水
名前の通り、熱中症対策のみに焦点を当てた、特効水です。余計な糖分などは入っていません
平常時に飲むと、塩水を飲んでいるように感じるので、ポカリスエットみたく、必要ない時に美味しくて飲むことはまずないでしょう(笑)
経口補水液 オーエスワン
こちらも熱中症対策に特化した、スポーツドリンクです。
上述した熱中対策水と比べて、明らかに飲みやすく、それでいて必要な成分を網羅しています。
難点は少々値段が高いことですが、激しい発汗を伴う場合は、オーエスワンで間違いないといえます。
室内でじわじわと汗をかく場合
伊藤園 健康ミネラルむぎ茶
激しい発汗を伴わない場合、スポーツドリンクを飲んでしまうと、塩分過多になりがちです。
汗の程度にもよりますが、この健康ミネラルむぎ茶であれば、1時間半毎にコップ一杯分ほど飲めば、十分熱中症対策になります。
一般的に日本人の食生活は、塩分を多くとりすぎる傾向にあるので、よほど汗をかかない限り、
意図的に塩分を摂る必要はないです。
室内向けの熱中症対策は、この健康ミネラルむぎ茶一強です。
カフェインを含む他のお茶や紅茶は、利尿作用があるため、出来るだけ水分を失いたくない熱中症対策には不向きです。
熱中症対策で飲み物を飲むときの注意点
飲み物を飲むタイミングですが、屋内・屋外に問わず、喉が渇いてから飲むのでは、熱中症対としては遅いです。
激しい発汗を伴う作業やスポーツの場合は、事前に水分・塩分を補給し、30分ごとにこまめにむことが、一番の対策とされています。
一度に大量に飲んでも、体の吸収がそれに追いつかないので、効果がありません内臓に負担を与えてしまいます。
また、飲み物の温度は、常温または5〜15℃が、もっの温度が冷たすぎると、内臓に無駄な負がかかり、吸収効率が落ちてしまいますので、注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本の場合は、多い時で年間5万人以上が熱中症によって緊急搬送されています。
自分には起こるわけがない、なんて根拠のない思い込みは、非常に危険です。
実際になってからでは遅いので、
正しい知識で正しい対策をして、暑い季節を乗り切っていきましょう。
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