「ゲーム依存症の克服とその方法は?」
ゲーム依存性は現在、スマホの台頭によるソーシャルゲームによって社会問題になっています。
原因もいくつかありますが、実際にどのように克服したらいいかわからない事が多いと思います。
家族や友人にゲーム依存性の方がいる方は、是非参考にして頂ければと思います。
ゲーム依存性の度合いで違う克服方法
ゲーム依存症も、深刻度によって克服の方法が違ってきます。
レベル別に症状を分け、克服方法を見ていきましょう。
レベル1:最高で毎日1時間必ずプレイする
このレベルに含まれる時間としては、週に2?3回だったり、時々プレイする方も含まれます。
(ぶっちゃけ管理人はこのレベルなら、無理に治さなくてもいいんじゃないの、と思ってしまいますが、それはもちろん人によるので、ちゃんと説明していきます)
この場合はレベル2やレベル3に比べると軽度の部類に入ります。
本人に「ゲームをやめたい・やめなければ」という意思がある場合が多いです。
レベル1の方は、ゲームのプレイ時間を記録する方法がおすすめです。
ダイエットでも「レコーディングダイエット」が以前流行りましたが、あれと同じです。
プレイした分だけ記録するので、どのくらいプレイしたのかがひと目で分かります。
スマホのアプリで行動時間を記録出来るものが多数あるので、それを使うのもいいですね。
プレイ時間を見て、「あー、もっと他のことに時間を使っとけば良かったなー。これだけ勉強や練習に打ち込んだら結構上達出来たよなー」
などと強く思うようになれば、ゲーム離れへの道は、もう目の前にあるといっていいでしょう。
レベル2:毎日2時間以上プレイし不規則な生活になっている
このレベルになると、ソーシャルゲームの場合は、1ヶ月に1万円以上課金しているケースが多くなってきます。
夜にベットへ入りながらゲームをしていて、少しのつもりが2時間以上経ってしまい、睡眠不足になっている……。といった例が挙げられます。
ストレスの発散がゲームだけになりつつあり、自力で克服出来るギリギリのラインと言えるでしょう。
レベル2の方にも、まずはプレイした時間をレコーディングする方法を試してみましょう。
それでも効果がない場合、親しい人を中心にじっくりと話合い、理解を深めるようにしていきましょう。
その際、ゲーム依存性の事について否定するような発言をすると、自分の殻に閉じこもってしまい、ますますのめり込んでしまう危険があるので注意しましょう。
管理人の個人的見解としては、自分で意識してゲームを楽しみ、その結果プレイ時間が2時間以上になっているのであれば、特に問題はないように思います。
ただ、なんとなく流されるようにゲームをやってしまっている状態は、結構マズイと思います。
(他にやることがないからゲームをやっている状態は、依存症になりやすいです)
レベル3:毎日3?4時間以上プレイしゲームをしていないと落ち着かない
このレベルになると、いよいよ精神科医への相談をするといった段階に進みます。
治療法としては、薬物やアルコール依存に近い専門的な精神科医療が必要になってきます。
現在、精神科へ家族のゲーム依存性を辞めさせたいという相談が急増しているようです。
このような段階になる前に、しっかりとコミュニケーションをとることが大切です。
最後に
薬物やアルコールと同じ、精神的な心の病気の「ゲーム依存性」なりやすい人の特徴としては、
現状の生活に満足していなかったり、ある事がきっかけで人格を否定され、自分の殻の中に引きこもっているといった要因があるようです。
ゲーム内でトップになる事で自尊心を満たしても、あくまでゲーム内での話です。
特にソーシャルゲームの場合は、基本的に現実には何も残らず、お金だけが掛かります。
(もちろん、そこから仲の深い友達が出来たり、自分もソシャゲを作ってみたい!と夢を目指すきっかけにもなったりすることもあるので、要はどうゲームを楽しむかが重要です)
何事もほどほどが大事ですので、上手にゲームと付き合っていきましょうね。
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